火近ければ火傷す
読み方
ひ ちかければ やけど す意味
火に近づきすぎると火傷をするように、危険なもの・悪い人・面倒な事柄に近づけば、自分も害を受けたり災難に巻き込まれたりするというたとえ。危険は最初から避けるべきだという戒め。由来
火のそばに寄りすぎると実際に火傷をするという、日常生活の経験に基づくたとえ。具体的な初出や成立年は不詳。火を炊事・暖房・照明に用いた時代から自然に生まれた表現と考えられ、江戸期以前から類似の教訓表現があったとみられる。備考
やや古風で文語的な言い方。「火に近ければ火傷する」と言えば現代語として分かりやすい。危険回避の戒めに使う。例文
- 怪しい投資話に関わるのはやめたほうがいい。火近ければ火傷すというだろう。
- あのグループはいつも問題を起こしているから、火近ければ火傷すで、距離を置いたほうがいい。
- 不正をしている部署に出入りしていると、火近ければ火傷すで、疑いをかけられるかもしれない。
- 彼は危険な遊びに誘われたが、火近ければ火傷すと思って断った。
- 面白半分で人の争いに首を突っ込むな。火近ければ火傷すで、自分まで巻き込まれるぞ。
類義語
- 君子危うきに近寄らず
- 触らぬ神に祟りなし
- 危ない所に近寄るな
- 朱に交われば赤くなる
対義語
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず
- 危ない橋を渡る
- 当たって砕けろ