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満は損を招き謙は益を受く

読み方

まん は そん を まねき けん は えき を うく

意味

満足して思い上がったり、うぬぼれたりすると失敗や損失を招くが、謙虚にふるまれば周囲の助けや成長の機会を得て利益を受ける、という意味。成功したときほど慢心を戒め、へりくだる心を大切にせよという教え。

由来

中国古典『書経(尚書)』の「大禹謨」にある「満招損、謙受益、時乃天道」に由来する。成立年代は諸説あるが、戦国時代から前漢期(紀元前4〜2世紀ごろ)に編纂・整理された文献とされる。日本では漢文訓読により「満は損を招き、謙は益を受く」と読まれ、教訓的なことわざとして用いられてきた。

備考

漢文訓読調のため、日常会話ではやや硬い表現。スピーチ、教育、経営訓、訓戒などで用いられることが多い。現代では「慢心は禁物、謙虚が大切」と言い換えられる。

例文

  • 大きな契約を取った直後こそ、満は損を招き謙は益を受くという言葉を忘れてはいけない。
  • 彼は受賞後も周囲への感謝を欠かさず、満は損を招き謙は益を受くを体現している。
  • 業績が好調だからといって市場調査を怠れば、満は損を招き謙は益を受くの通りになるだろう。
  • 先生は卒業式で、社会に出ても満は損を招き謙は益を受くの心を持ちなさいと話した。
  • チームが連勝して浮かれていたとき、監督は満は損を招き謙は益を受くと戒めた。

類義語

  • 満招損、謙受益
  • 実るほど頭を垂れる稲穂かな
  • 驕る者は久しからず
  • 能ある鷹は爪を隠す
  • 謙虚は身を助く

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