流言は知者に止まる
読み方
りゅうげん は ちしゃ に とまる意味
根拠のない噂やデマは、物事の道理をよくわきまえた賢い人のところで止まり、それ以上広がらないという意味。軽々しく信じたり他人に伝えたりせず、真偽を見極める冷静さの大切さをいう。由来
中国戦国時代末期の思想書『荀子』大略篇に見える「流丸止於甌臾、流言止於知者」に由来する。紀元前3世紀ごろの成立とされる。でこぼこした器で転がる玉が止まるように、根拠のない噂も知恵ある人の所で止まる、というたとえから。備考
「智者」とも書く。現代の日常会話ではやや硬く、文章語・教訓的表現として使われる。SNS時代のデマ拡散防止にもよく合う。例文
- SNSで怪しい情報を見てもすぐに拡散しない彼の態度は、まさに流言は知者に止まるだ。
- 社内で根も葉もない噂が広がりかけたが、部長が事実確認を徹底したので、流言は知者に止まる形になった。
- 災害時ほど不確かな話が飛び交うから、流言は知者に止まるという心構えが必要だ。
- 友人から聞いた噂を面白がって話す前に、流言は知者に止まると自分に言い聞かせた。
- 彼女は出所の分からない記事を信じず、公式発表を待った。流言は知者に止まるとはこのことだ。
類義語
- 流言は智者に止まる
- 流言飛語は知者に止まる
- 知者は惑わず
対義語
- 流言飛語を広める
- 噂を鵜呑みにする