沈黙は同意のしるし
読み方
ちんもく は どうい の しるし意味
相手が問いかけや提案に対して反対・抗議をせず黙っている場合、それは同意や承諾を示していると受け取られる、という意味。ただし現実には、沈黙が必ず同意を意味するとは限らないため、状況に応じて慎重に解釈する必要がある。由来
古代ローマ法に由来するラテン語の法格言「Qui tacet consentire videtur(黙っている者は同意しているように見なされる)」がもととされる。中世ヨーロッパを経て英語のことわざ「Silence gives consent」として広まり、日本では近代以降に訳語として定着したと考えられる。正確な日本語化の年代は不明。備考
欧米由来の表現で、法的・議論的な場面で使われやすい。ただし日本語の日常会話では、沈黙を同意と断定する用法はやや強引に響くことがある。例文
- 会議で反対意見が出なかったため、部長は「沈黙は同意のしるし」と考えて計画を進めた。
- 彼女は何も言わなかったが、沈黙は同意のしるしだと決めつけるのは危険だ。
- 契約内容に不満があるなら、沈黙は同意のしるしと受け取られる前に意見を述べるべきだ。
- クラス全員が黙っていたので、先生は沈黙は同意のしるしとして文化祭の案を採用した。
- 家族の話し合いでは、沈黙は同意のしるしではなく、単に迷っているだけの場合もある。
類義語
- 沈黙は承諾のしるし
- 黙っている者は同意したものと見なされる
- Silence gives consent
対義語
- 不同意なら声を上げよ
- 異議あり
- 言わぬは不同意の表れ