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氷は水より出でて水より寒し

読み方

こおり は みず より いでて みず より さむし

意味

氷は水からできるが、もとの水よりも冷たいことから、弟子や後進が師匠・先輩を超えて優れた存在になることのたとえ。物事がその根源や出発点を上回る場合にもいう。

由来

中国戦国時代末期、紀元前3世紀ごろの思想書『荀子』「勧学」にある「冰、水為之而寒於水」に由来する。日本では漢文訓読を通じて「氷は水より出でて水より寒し」と読まれ、学問や教育に関する教訓として用いられてきた。日本での定着時期は未詳。

備考

「青は藍より出でて藍より青し」と対になる表現。日常会話ではやや硬く、文章語・改まった場面で使われやすい。

例文

  • 彼の研究成果は恩師の業績をさらに発展させたもので、まさに氷は水より出でて水より寒しだ。
  • 弟子だった職人が師匠以上の名人になったと聞き、氷は水より出でて水より寒しという言葉を思い出した。
  • 新人の企画がベテラン社員の案を上回り、部長は氷は水より出でて水より寒しだと感心した。
  • 親から学んだ商売のやり方を息子が革新し、会社を大きくしたのは氷は水より出でて水より寒しの好例だ。
  • 先生は、自分の教え子が世界的な賞を受けたことを、氷は水より出でて水より寒しと誇らしく語った。

類義語

  • 青は藍より出でて藍より青し
  • 出藍の誉れ
  • 後生畏るべし
  • 弟子が師を超える

対義語

  • 弟子は師に及ばず
  • 師を越えられない

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