水に絵を描く
読み方
みず に え を かく意味
水面に絵を描いてもすぐに消えてしまうことから、どれほど力を入れても成果が残らず、むだに終わることのたとえ。努力や計画が形にならない、または一時的で長続きしない場合にいう。由来
水の上に筆や指で絵を描いても跡が残らないという日常的な観察に基づく比喩。成句としていつ成立したかは不詳で、正確な初出年も確認しにくい。古くから「はかなく消えるもの」「効果のない行為」を表す表現として用いられてきたと考えられる。備考
やや文語的・比喩的な表現で、日常会話より文章や説明で使われやすい。人を直接責める場面ではきつく聞こえることがある。例文
- 証拠を集めずに議論しても、水に絵を描くようなものだ。
- 計画だけ立派でも実行する人がいなければ、水に絵を描くことになる。
- 何度注意しても本人に直す気がなければ、こちらの努力は水に絵を描くに等しい。
- 保存しないまま作業を続けるのは、水に絵を描くようで危険だ。
- 短期間だけ広告を出しても、商品自体を改善しなければ水に絵を描く結果になりかねない。
類義語
- 骨折り損のくたびれ儲け
- 徒労に終わる
- 水の泡になる
- 焼け石に水
- 砂上の楼閣
対義語
- 実を結ぶ
- 努力が報われる
- 形に残る
- 石に刻む