正月の餅より心持ち
読み方
しょうがつ の もち より こころもち意味
正月に欠かせない餅よりも、物事を喜び祝おうとする心の持ち方のほうが大切だということ。転じて、形式や物の豊かさより、誠意・気持ち・考え方が物事をよくするという意味で使われる。由来
正月に餅を食べる日本の年中行事を背景に、「餅(もち)」と「心持ち(こころもち)」を掛けた言い回し。江戸時代以降の庶民の生活感覚から生まれたとみられるが、正確な初出年・成立年代は不明。備考
「餅」と「心持ち」の語呂を生かした表現。正月の話題に限らず、物質的な豊かさより気持ちを重んじる場面で使える。例文
- 高価な料理は用意できなかったが、家族で笑って迎えられたのだから、正月の餅より心持ちだ。
- 贈り物は小さくても、丁寧な手紙が添えてあれば正月の餅より心持ちで、十分に気持ちは伝わる。
- 新しい職場で不安もあるが、前向きに考えれば正月の餅より心持ちで、きっと楽しく働ける。
- 豪華な飾りがなくても、みんなで準備した文化祭は正月の餅より心持ちで、思い出深いものになった。
- 失敗続きの一年だったと言うけれど、来年を明るく迎える気持ちがあれば正月の餅より心持ちだよ。
類義語
- 物は考えよう
- 心の持ちよう
- 気の持ちよう
- 物は心
対義語
- 花より団子
- 色気より食い気