横槌で庭を掃く
読み方
よこづち で にわ を はく意味
横槌のような、掃除に向かない道具で庭を掃こうとしても役に立たないことから、目的に合わない手段や道具を使っても成果は得られない、また見当違いな方法で物事をしようとするたとえ。由来
横槌は、藁を打つなど農作業に使う木製の槌。箒で掃くべき庭を横槌で掃くという不合理な情景から生まれたたとえ。成立年代・初出は不詳だが、農具が身近だった近世以前の生活感覚に基づくことわざと考えられる。備考
日常会話ではやや古風で使用頻度は高くない。相手の方法を批判する表現なので、直接言うときは語調に注意。例文
- 初心者に専門用語だけで説明しても伝わらないよ。横槌で庭を掃くようなものだ。
- 売上を伸ばしたいのに、客の声を聞かずに広告だけ増やすのは横槌で庭を掃くに等しい。
- この細かい作業に大きな工具を使うなんて、横槌で庭を掃くようで効率が悪い。
- 原因を調べずに叱るだけでは、問題解決にならない。まさに横槌で庭を掃くやり方だ。
- 暗記が必要な試験なのに、ただ参考書を眺めているだけでは横槌で庭を掃くような勉強だ。
類義語
- 木に縁りて魚を求む
- 畑に蛤
- 筋違いの努力
- 的外れ
- 見当違い
対義語
- 適材適所
- 餅は餅屋
- 馬に乗るまでは牛に乗れ