枯れ木に花は咲かぬ
読み方
かれき に はな は さかぬ意味
枯れてしまった木に花が咲かないように、生命力や可能性を失ったものが再び栄えることは期待できない、また、もともと無いものや条件が整っていないものを望んでも無理だ、というたとえ。由来
枯れた木には花が咲かないという自然の事実を、人の衰え・物事の再生不能・無理な期待にたとえた言い回し。正確な初出や成立年は不明だが、近世以降のことわざとして伝わったものと考えられる。反対に「枯れ木に花」は再生や奇跡的な繁栄を表す。備考
やや古風で硬い表現。人に直接使うと「もう見込みがない」と聞こえ、失礼になることがある。一般には物事・計画・組織などに用いるのが無難。例文
- 資金も人材もないのに新規事業を始めようとしても、枯れ木に花は咲かぬというものだ。
- いくら昔の名店でも、技術を継ぐ人がいなければ枯れ木に花は咲かぬ。
- 壊れたまま何年も放置した機械に期待しても、枯れ木に花は咲かぬよ。
- 努力も準備もせずに合格だけを願うのは、枯れ木に花は咲かぬに等しい。
- 市場の需要が完全になくなった商品を宣伝だけで売ろうとしても、枯れ木に花は咲かぬ。
類義語
- 無い袖は振れぬ
- 蒔かぬ種は生えぬ
- 死んだ子の年を数える
- 覆水盆に返らず
- 木に縁りて魚を求む
対義語
- 枯れ木に花
- 枯れ木に花が咲く
- 老い木に花が咲く
- 鉄樹開花