木は本から水は源から
読み方
き は もと から みず は みなもと から意味
木は根元が大切で、水は源が大切であるように、物事は表面や末端だけを見ても解決せず、根本・原因・出発点を確かめ、そこから正すべきだという教え。家柄・由来・原因など、ものごとの「もと」を重んじる意味で用いられる。由来
木の生育は根元に、水の流れは水源に左右されるという自然観察から生まれたことわざ。成立時期は未詳だが、近世以前からの民間の教訓句と考えられる。「本」は根元・根本の意で、「源」と対応している。備考
やや古風で硬い表現。日常会話より、教訓・評論・挨拶文などで使われやすい。「本」は「ほん」ではなく「もと」と読む。例文
- 問題の再発を防ぐには、木は本から水は源からで、現場だけでなく設計段階まで調べる必要がある。
- 子どもの礼儀を直したいなら、木は本から水は源から、まず大人の言葉遣いを見直そう。
- 会社の不正は一部署の問題ではない。木は本から水は源からで、経営方針そのものを点検すべきだ。
- 歴史を学ぶときは、木は本から水は源からというように、現在の制度がどこから来たのかをたどることが大切だ。
- 売上が落ちた理由を広告だけに求めるのは浅い。木は本から水は源からで、商品価値から考え直そう。
類義語
- 物には本末あり
- 根本を正す
- 源を清くすれば流れ清し
- 本を正す
- 源をたどる
対義語
- 枝葉末節にとらわれる
- 本末転倒