木にも草にも心を置け
読み方
き にも くさ にも こころ を おけ意味
どんな小さな物事や一見安全に見える場所にも注意を払い、油断してはならないという意味。木陰や草むらのようなところにも危険や敵が潜んでいるかもしれない、という警戒心を促すことわざ。由来
成立時期・初出は未詳。木や草の陰に敵や危険が潜むことがあるという、山野での戦いや旅の用心を背景に生まれた表現と考えられる。少なくとも近世以降の教訓的な言い回し・ことわざとして伝わったものとされる。備考
日常会話ではやや古風で硬い表現。危険への警戒や慎重さを説く場面で使う。文字通り自然物だけを指すとは限らない。例文
- 夜道を一人で帰るなら、木にも草にも心を置けという気持ちで周囲をよく見なさい。
- 初めての土地で商談に行くのだから、木にも草にも心を置けで、相手の言葉だけでなく態度にも注意した。
- 山道では木にも草にも心を置け、足元の石や草むらの虫にも気をつけるべきだ。
- プロジェクトの終盤ほど、木にも草にも心を置けで、小さなミスを見逃さないことが大切だ。
- 海外旅行では楽しい気分になりすぎず、木にも草にも心を置けと自分に言い聞かせて行動した。
類義語
- 油断大敵
- 用心に怪我なし
- 転ばぬ先の杖
- 備えあれば憂いなし
- 石橋を叩いて渡る
- 念には念を入れよ
対義語
- 油断大敵の反対としての「油断」
- 高をくくる
- 気を抜く
- 隙を見せる