朝雷に川越すな
読み方
あさがみなり に かわこす な意味
朝に雷が鳴る日は、急な大雨や上流の増水が起こりやすいので、川を渡ってはいけないという戒め。天候の変化を甘く見ず、危険が予想されるときは無理を避けよ、という意味でも使われる。由来
成立年は不明。橋や堤防が十分でなかった時代、朝の雷は大気の不安定さや上流での豪雨を示し、川が急に増水して渡河が危険になるという経験則から生まれた天気俚諺。近世以前の農村・旅人の生活知に由来すると考えられる。備考
天気に関する古い経験則。実際の気象判断は地域差があるため、現代では天気予報や警報と併せて理解するとよい。比喩的にも使える。例文
- 朝から雷が鳴っているから、今日は沢を渡るのはやめよう。朝雷に川越すなと言うだろう。
- 釣りに行く予定だったが、祖父に『朝雷に川越すな』と止められて中止した。
- 山の上流で雨が降れば、下流は晴れていても増水する。まさに朝雷に川越すなだ。
- 天気予報を見ずに出発しようとした友人に、朝雷に川越すなと注意した。
- 危険の兆しがあるのに強行するのはよくない。朝雷に川越すな、計画を延期しよう。
類義語
- 朝雷に船を出すな
- 朝雷に川渡りするな
- 朝雷は洪水のもと