朝蜘蛛は福が来る夜蜘蛛は盗人が来る
読み方
あさぐも は ふく が くる よるぐも は ぬすびと が くる意味
朝に見る蜘蛛は福やよい知らせの前兆なので殺してはいけないが、夜に見る蜘蛛は盗人や災いの前触れとされ、縁起が悪いという俗信。物事の吉凶を時間帯によって判断する昔ながらの言い伝え。由来
正確な成立年は不明。日本各地に伝わる民間信仰・俗信に由来し、江戸時代には朝蜘蛛を吉兆、夜蜘蛛を凶兆とする言い伝えが広まっていたとされる。朝は客や福が来る前触れ、夜は盗人が忍び込む前触れと見なしたことから生まれた。備考
科学的根拠のある判断ではなく、地方差もある俗信。蜘蛛を益虫として大切にする考えとも結びつく。日常では昔話・迷信として語られることが多い。例文
- 祖母は、朝蜘蛛は福が来る夜蜘蛛は盗人が来ると言って、朝見つけた蜘蛛をそっと逃がした。
- 玄関に小さな蜘蛛がいたが、朝蜘蛛は福が来る夜蜘蛛は盗人が来るというから、そのままにしておいた。
- 夜に部屋で蜘蛛を見つけると、母は朝蜘蛛は福が来る夜蜘蛛は盗人が来るを思い出して少し嫌な顔をした。
- 彼は迷信だと笑いながらも、朝蜘蛛は福が来る夜蜘蛛は盗人が来るという言葉をどこか気にしている。
- 田舎の家では、朝蜘蛛は福が来る夜蜘蛛は盗人が来るという言い伝えが今もよく語られている。
類義語
- 朝蜘蛛は親の仇でも殺すな、夜蜘蛛は親でも殺せ
- 朝蜘蛛は吉、夜蜘蛛は凶
- 朝蜘蛛は福、夜蜘蛛は盗人
- 朝の蜘蛛は殺すな、夜の蜘蛛は殺せ
対義語
- 朝蜘蛛は親の仇でも殺せ、夜蜘蛛は親でも殺すな