月に笠着れば雨
読み方
つき に かさ きれば あめ意味
月の周りに笠をかぶったような白い輪、つまり月暈が見えると、近いうちに雨が降るという天気のことわざ。巻層雲などが広がると月暈が現れ、その後に低気圧や前線が近づいて天気が崩れやすいことを経験的に表している。由来
成立年・初出は不明。月の周囲に現れる暈を、月が「笠」を着ている姿に見立てた民間の天気俚諺で、農作業や漁、旅などで空模様を読む生活経験から生まれた。近世以前から各地で伝承されたと考えられるが、正確な年代は特定されていない。備考
科学的にも一定の根拠がある天気ことわざだが、必ず雨になるわけではない。地域や言い回しにより「月が笠をかぶると雨」ともいう。例文
- 今夜は月の周りに白い輪が出ている。月に笠着れば雨というから、明日は傘を持って行こう。
- 祖父は空を見上げて、月に笠着れば雨だ、畑仕事は今日のうちに済ませようと言った。
- 天気予報では晴れだったが、月に笠着れば雨というので洗濯物は室内に入れておいた。
- キャンプの夜、月暈を見た友人が、月に笠着れば雨だからテントの張り綱を確認しようと注意した。
- 昔の人は、月に笠着れば雨のようなことわざで、雲や光の変化から天気を予想していた。
類義語
- 月が笠をかぶると雨
- 月暈は雨の兆し
- 月に暈がかかれば雨
- 日暈は雨
- 月暈而風、礎潤而雨