昨日の友は今日の敵
読み方
きのう の とも は きょう の てき意味
昨日まで親しく味方であった人が、事情や利害の変化によって、今日は敵になること。人間関係や立場は固定したものではなく、時勢・損得・感情によって急に変わるものだというたとえ。由来
由来となる特定の故事や作者は不明。人間関係や敵味方が時勢によって入れ替わることを表す対句的な言い回しとして成立したものと考えられる。少なくとも近世から近代にかけて、類句「昨日の敵は今日の友」とともに広く用いられるようになった。正確な成立年は不明。備考
人間関係の冷たさや利害の変化をやや皮肉に言う表現。逆の意味では「昨日の敵は今日の友」がよく使われる。例文
- 共同で事業を始めた二人が利益配分でもめて裁判になった。まさに昨日の友は今日の敵だ。
- 選挙では同じ陣営だった議員同士が、政策の違いで激しく対立している。昨日の友は今日の敵というものだ。
- 学生時代の親友でも、会社で同じ昇進枠を争うことになれば、昨日の友は今日の敵になりかねない。
- あれほど仲のよかったチームメートが移籍後にライバルとしてぶつかるとは、昨日の友は今日の敵だね。
- ビジネスでは提携先が急に競合になることもある。昨日の友は今日の敵と考えて、契約内容は慎重に確認すべきだ。
類義語
- 昨日の友は今日の仇
- 人の心は変わりやすい
- 世の中は変わりやすい
- 敵味方は時の運
対義語
- 昨日の敵は今日の友
- 水魚の交わり
- 管鮑の交わり