春眠暁を覚えず
読み方
しゅんみん あかつき を おぼえず意味
春の夜は気候が穏やかで眠り心地がよいため、夜が明けたことにも気づかず、つい寝過ごしてしまうという意味。転じて、春は眠気を誘う季節であることを表す言葉として使われる。由来
中国・唐代の詩人、孟浩然の五言絶句「春暁」にある冒頭句「春眠不覚暁」に由来する。成立は8世紀前半ごろとされ、日本には漢詩の教養とともに伝わった。原詩では、春の朝の静けさや自然の移ろいを詠む文脈で用いられている。備考
漢詩由来の雅な表現で、日常会話では少し文語的。春の寝坊や眠気を軽くユーモラスに言う場面でよく使われる。例文
- 春眠暁を覚えずで、今朝は目覚ましにまったく気づかなかった。
- 暖かくなってきたせいか、春眠暁を覚えずという言葉どおり、毎朝起きるのがつらい。
- 休日の朝、カーテン越しの日差しでようやく目が覚め、春眠暁を覚えずだなと思った。
- 新学期が始まったのに、春眠暁を覚えずで遅刻しそうになる日が続いている。
- 春眠暁を覚えずとはいえ、大事な会議の日まで寝坊してはいけない。
類義語
- 春眠暁を知らず
- 春の眠りは暁を覚えず
対義語
- 早起きは三文の徳