明日のことは明日案じよ
読み方
あす の こと は あす あんじよ意味
まだ来ていない明日のことを今日からあれこれ心配しても仕方がないので、明日の問題は明日になってから考えればよい、という意味。先の不安にとらわれすぎず、今できることに向き合う姿勢を促すことわざ。由来
由来の正確な成立時期は不明。西洋の格言や新約聖書「マタイによる福音書」6章34節の「明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む」に通じる表現とされ、日本では近代以降、人生訓として定着したと考えられる。備考
無責任に準備を怠る意味ではなく、過度な心配を戒める語。励ましや気持ちの切り替えを促す場面で使われる。例文
- 試験結果が気になって眠れないと言う友人に、「明日のことは明日案じよ。今日は早く寝よう」と声をかけた。
- 来月の人事異動を心配しても仕方がない。明日のことは明日案じよで、まずは目の前の仕事を片づけよう。
- 旅行中に天気予報ばかり見て不安がるより、明日のことは明日案じよと思って今日の観光を楽しんだ。
- 起業したばかりで将来の不安は尽きないが、明日のことは明日案じよという気持ちで一日一日を大切にしている。
- 子どもの進路を心配しすぎる母に、父は「明日のことは明日案じよ。本人が今できる努力を見守ろう」と言った。
類義語
- 明日は明日の風が吹く
- 取り越し苦労をするな
- 案ずるより産むが易し
- なるようになる
対義語
- 転ばぬ先の杖
- 備えあれば憂いなし
- 念には念を入れよ
- 石橋を叩いて渡る