早く咲かば早く散る
読み方
はやく さかば はやく ちる意味
早く花が咲けば、その分早く散ってしまうということから、早く成功したり、若くして栄えたりしたものは、衰えるのも早いというたとえ。人の人気・才能・栄華などが長続きしない場合に用いられる。由来
花が早い時期に咲くと、盛りを早く迎えるため散るのも早いという自然観察に基づく言い回し。成立時期は不詳だが、近世以降の日本の諺として用いられてきたとされる。古典的な仮定表現「咲かば」は現代語の「咲けば」に当たる。備考
やや古風で文語的な表現。「早く咲けば早く散る」と言い換えると現代語として分かりやすい。人の成功や人気を評する際は失礼に響くこともある。例文
- 十代で大スターになった彼がすぐに引退したと聞き、早く咲かば早く散るという言葉を思い出した。
- 急成長した会社ほど、土台が弱いと早く咲かば早く散る結果になりやすい。
- 若いうちに注目されるのはすばらしいが、早く咲かば早く散るにならないよう努力を続けたい。
- 一時の人気に頼ってばかりでは、早く咲かば早く散るで、長くは続かない。
- 彼女は早く咲かば早く散ることを恐れ、華やかな成功よりも地道な実力づくりを選んだ。
類義語
- 花の命は短い
- 盛者必衰
- 朝顔の花一時
- 早く成る木は早く朽ちる
対義語
- 大器晩成
- 遅咲きは長持ち