日陰の豆も時が来ればはぜる
読み方
ひかげ の まめ も とき が くれば はぜる意味
目立たず不遇な立場にある人や、なかなか成果の出ない物事でも、時期が来れば自然に力を発揮したり、成功したりするという意味。焦らず機会を待つこと、また人にはそれぞれ伸びる時期があることを表す。由来
成立年代は不詳。日当たりの悪い所にある豆でも、実が熟す時期になれば莢がはじけるという農作物の自然観察に基づく俗諺とされる。農村生活の経験から生まれ、江戸時代以前から口承されてきた可能性はあるが、明確な初出年は確認されていない。備考
古風でやや文学的な言い回し。日常会話では「いつか花開く」「時期が来れば成功する」などと言い換えると伝わりやすい。例文
- 新人のころは目立たなかった彼が、今では部を代表する営業になった。まさに日陰の豆も時が来ればはぜるだ。
- 娘は成績が伸びず悩んでいたが、高校に入って急に才能を発揮した。日陰の豆も時が来ればはぜるというものだ。
- 長年売れなかった商品が、時代の流れに合って一気に注目された。日陰の豆も時が来ればはぜる。
- 今は評価されなくても、努力を続けていればいつか機会は来る。日陰の豆も時が来ればはぜると思って頑張ろう。
- 地味な研究だったが、社会の課題と結びついて脚光を浴びた。日陰の豆も時が来ればはぜるの好例だ。
類義語
- 待てば海路の日和あり
- 石の上にも三年
- 大器晩成
- 時節到来
- 花開く時が来る
対義語
- 栴檀は双葉より芳し
- 大器晩成の逆(早熟)