新しい酒は新しい革袋に盛れ
読み方
あたらしい さけ は あたらしい かわぶくろ に もれ意味
新しい思想・内容・事業などを生かすには、それにふさわしい新しい形式・制度・方法・組織が必要だという意味。古い枠組みのままでは、新しい価値を十分に受け止めたり発展させたりできないことを説く。由来
新約聖書の「マタイによる福音書」9章17節などに由来する成句。イエスのたとえ話で、新しいぶどう酒を古い革袋に入れると発酵で袋が破れるため、新しい革袋に入れるべきだと説いたもの。成立は1世紀ごろ、ことわざとしての日本での定着時期は明確ではない。備考
聖書由来の西洋の成句だが、日本語のことわざ・慣用句としても用いられる。やや硬く、政治・経営・教育など制度改革の文脈で使われやすい。例文
- この会社が本気でDXを進めるなら、新しい酒は新しい革袋に盛れで、古い稟議制度から見直すべきだ。
- 若手の斬新な企画を生かすには、新しい酒は新しい革袋に盛れというように、評価制度も変えなければならない。
- 新しい教育理念を掲げるだけでは足りない。新しい酒は新しい革袋に盛れで、授業方法や校則も改める必要がある。
- スタートアップを既存部門の規則で縛っていては伸びない。新しい酒は新しい革袋に盛れだ。
- 新しい表現を古い形式に押し込めると魅力が失われる。まさに新しい酒は新しい革袋に盛れということだ。
類義語
- 新しき酒は新しき革袋に盛れ
- 新しい内容には新しい形式が必要
- 新時代には新制度が必要
- 時代に即して改める
対義語
- 古い革袋に新しい酒を盛る
- 旧態依然
- 因循姑息