手の舞い足の踏む所を知らず
読み方
て の まい あし の ふむ ところ を しらず意味
うれしさや感動が非常に大きく、思わず手足が動いてしまうほど我を忘れて喜ぶさま。喜びのあまり落ち着いていられず、小躍りするような状態をいう。由来
中国の古典『礼記』「楽記」に見える「手の舞い足の踏む所を知らず」という趣旨の句に由来する。『礼記』は前漢時代、紀元前1世紀ごろに編纂された礼制・思想の書とされ、日本では漢文訓読を通じて定着した。備考
古風で硬い表現。日常会話では「小躍りする」「大喜びする」が自然。文章語・改まった叙述で、強い喜びをやや文学的に表す。例文
- 長年の研究が国際的な賞を受け、教授は手の舞い足の踏む所を知らずという様子だった。
- 第一志望の大学に合格した知らせを聞いて、彼女は手の舞い足の踏む所を知らず喜んだ。
- 商談がまとまり、社員たちは手の舞い足の踏む所を知らず、互いに握手を交わした。
- 孫が無事に生まれたと聞いた祖父母は、手の舞い足の踏む所を知らずの喜びようだった。
- チームが逆転優勝を決めた瞬間、応援席は手の舞い足の踏む所を知らずの大騒ぎになった。
類義語
- 小躍りする
- 狂喜乱舞する
- 欣喜雀躍する
- 有頂天になる
- 我を忘れて喜ぶ
対義語
- 落胆する
- 意気消沈する
- しょげ返る
- 失意に沈む