我が身を立てんとせばまず人を立てよ
読み方
わがみ を たてん と せば まず ひと を たてよ意味
自分の地位・名誉・生活などを確かなものにしたいと思うなら、まず他人を尊重し、助け、面目を立てることが大切だという教え。人を押しのけて自分だけ得をしようとするより、周囲を立てることで信頼を得て、結果的に自分も成長・成功できるという意味。由来
出典や成立年代は未詳。古くからの処世訓・道徳的な教えとして伝わる表現で、正確な初出年は確認されていない。「身を立てる」は立身・成功すること、「人を立てる」は相手の面目や立場を尊重することを表す。備考
やや古風で教訓的な言い回し。日常会話より、訓話・ビジネスの助言・人間関係の教えとして使われる。「立てんとせば」は文語表現。例文
- 部下の成果を上司の前で認めたら、チーム全体の評価も上がった。我が身を立てんとせばまず人を立てよ、ということだ。
- 自分だけ目立とうとせず、先輩の顔を立てておくべきだ。我が身を立てんとせばまず人を立てよと言うだろう。
- 取引先の利益を考えた提案をしたことで、かえって信頼を得た。我が身を立てんとせばまず人を立てよの好例だ。
- 後輩を育てるのは遠回りに見えるが、結局は自分の評価にもつながる。我が身を立てんとせばまず人を立てよだ。
- 彼はいつも周囲を引き立てるので、自然と人望が集まる。我が身を立てんとせばまず人を立てよとは、まさに彼の生き方だ。
類義語
- 情けは人の為ならず
- 人を立てれば身が立つ
- 持ちつ持たれつ
- 他人を利するは自らを利する
対義語
- 我田引水
- 自分本位
- 我が身大事
- 人を押しのける