悪木は伐られ易い
読み方
あくぼく は きられ やすい意味
質の悪い木が早く伐り倒されるように、品性や行いの悪い人は人から憎まれ、排斥されたり罰を受けたりして、身を滅ぼしやすいというたとえ。悪事や不徳は結局、自分に災いを招くという意味で用いる。由来
質の悪い木、役に立たない木、周囲に害を及ぼす木は、良い木より先に伐られるという自然・生活上の観察から生まれたたとえ。中国古典に直接対応する明確な出典は確認しにくく、成立年代も不詳だが、日本では近世以降のことわざ集などで教訓句として伝えられたと考えられる。備考
やや古風で硬い表現。日常会話より、教訓・批評・文章語で使われることが多い。「悪い者は自滅する」という戒めのニュアンスが強い。例文
- 不正を重ねていた役員が解任されたと聞き、悪木は伐られ易いものだと思った。
- 周囲をだまして利益を得ても、いずれ悪木は伐られ易いという結果になる。
- 横暴な上司は部下からの信頼を失い、最後には異動になった。まさに悪木は伐られ易い。
- 悪木は伐られ易いのだから、人を傷つけるような言動は慎むべきだ。
- 彼は小さな不正なら大丈夫だと思っていたが、悪木は伐られ易いで、すぐに問題が明るみに出た。
類義語
- 悪因悪果
- 自業自得
- 因果応報
- 身から出た錆
- 悪事身に返る
対義語
- 善人は長く保つ
- 正直の頭に神宿る