悪女は鏡を疎む
読み方
あくじょ は かがみ を うとむ意味
容貌の醜い女が自分の姿を映す鏡を嫌うように、人は自分の欠点や過ちを明らかにされることを嫌い、それを指摘する人や物を恨みがちだというたとえ。ここでの「悪女」は「性格の悪い女」ではなく、古い意味で「醜い女」を指す。由来
中国古典に基づく発想とされるが、特定の原典・成立年は未詳。日本では近世以降のことわざ集に見られる類句で、「悪女」は古語的に「醜い女」の意。「鏡」は自分の欠点を映し出すものの象徴として用いられた。備考
「悪女」は現代語では誤解されやすい語。女性蔑視的に響くため、日常会話では避け、説明的に用いるのが無難。例文
- 成績表を見せられて先生に腹を立てるなんて、悪女は鏡を疎むというものだ。
- 監査で不備を指摘された社長は、悪女は鏡を疎むかのように監査人を責めた。
- 彼は自分のミスを認めず、注意した同僚を嫌っている。まさに悪女は鏡を疎むだ。
- 健康診断の結果が悪かったからといって医者を恨むのは、悪女は鏡を疎むのと同じだ。
- 友人の忠告に耳を貸さず怒り出す彼女を見て、悪女は鏡を疎むという言葉を思い出した。
類義語
- 醜婦鏡を厭う
- 人のふり見て我がふり直せ
- 良薬は口に苦し
- 忠言耳に逆らう
対義語
- 過ちて改めざる、是を過ちという
- 良薬は口に苦し