志は木の葉に包め
読み方
こころざし は このは に つつめ意味
贈り物や謝礼は、たとえ木の葉に包むほど粗末で小さなものでも、真心がこもっていれば十分に価値があるという意味。金額や見栄えより、相手を思う気持ちこそが大切だという教え。由来
成立時期・初出は未詳。日本では古くから食べ物や供物、贈答品を柏・笹・朴などの木の葉で包む習慣があり、その質素な包みを例に、贈り物は外見や値段より真心が大事だと説いた言い回しと考えられる。少なくとも近世以降に広く用いられたとされる。備考
「志」はここでは好意・謝意を表す贈り物の意。謙遜して贈る場面で使いやすいが、必要な礼儀や実費を軽視する口実にすると失礼になる。例文
- 高価な品ではありませんが、志は木の葉に包めと申しますので、どうぞお受け取りください。
- 子どもたちが折り紙で作った花束を渡すと、先生は「志は木の葉に包めだね」と喜んでくれた。
- お見舞いの品は小さな果物だけだったが、志は木の葉に包めで、彼の心遣いが何よりうれしかった。
- 寄付の額は少なくても、志は木の葉に包めというように、参加しようとする気持ちが大切だ。
- 豪華な包装にこだわるより、志は木の葉に包めの精神で、相手の好みに合うものを選びたい。
類義語
- 気は心
- 礼は薄くとも情けは厚し
- 心ばかり
- 寸志