徒花に実は生らぬ
読み方
あだばな に み は ならぬ意味
見かけだけが華やかで中身や実力が伴わないものは、結局よい成果を生まないというたとえ。うわべの美しさ、派手な言葉、空虚な計画などを戒め、実質や結果の大切さをいう。由来
「徒花」は咲いても実を結ばない花、またははかなく散る花のこと。植物の観察を人間社会にたとえた表現で、正確な初出年は不明。語としての「徒花」は平安期の和歌にも見られ、ことわざとしては近世、遅くとも江戸時代には広く用いられたと考えられる。備考
「徒花」は「あだばな」と読む。「生らぬ」は古風な表記で、一般には「ならぬ」と仮名書きされることも多い。批判・戒めの文脈で使う。例文
- 広告ばかり派手でも商品が悪ければ、徒花に実は生らぬというものだ。
- 彼の企画書は見栄えはよかったが、実行計画がなく、まさに徒花に実は生らぬだった。
- 口先だけの改革では会社は変わらない。徒花に実は生らぬと肝に銘じるべきだ。
- 華やかな肩書を並べても、実力がなければ徒花に実は生らぬ。
- 一時的な人気に頼るだけでは長続きしない。徒花に実は生らぬから、地道に力をつけよう。
類義語
- 徒花は実を結ばず
- 花多ければ実少なし
- 絵に描いた餅
- 口先ばかりでは実は成らぬ
対義語
- 花も実もある
- 有言実行
- 名実相伴う