待つは憂きもの
読み方
まつ は うき もの意味
人や知らせ、結果などを待っている時間は、期待と不安が入り交じって落ち着かず、つらく感じられるものだという意味。待たされる側の心細さ、じれったさ、気苦労を表すことわざ。由来
成立時期・初出は未詳。「憂き」は古語の形容詞「憂し」で、「つらい・気が重い・心苦しい」の意。人を待つ身の不安や苦しさを、古風な表現で「待つことはつらいもの」と述べた言い回しで、近世以前からの伝統的な日本語表現と考えられる。備考
「憂き」は現代語ではやや古風。日常会話より文章・改まった言い方で使われやすい。「待つ身はつらい」のほうが口語的。例文
- 面接の結果が出るまでの三日間は、まさに待つは憂きものだった。
- 彼からの返事を待つ夜、待つは憂きものという言葉が胸にしみた。
- 検査結果を待つ家族の表情を見ると、待つは憂きものだと実感する。
- 合格発表の日まで何も手につかず、待つは憂きものとはよく言ったものだ。
- 荷物が届くのを楽しみにしていたが、予定時刻を過ぎると待つは憂きものになった。
類義語
- 待つ身はつらい
- 待つ身は長い
- 待たされる身はつらい
- 待つ間の長さ
対義語
- 待てば海路の日和あり
- 果報は寝て待て