年寄りは家の宝
読み方
としより は いえ の たから意味
年長者は、長年の経験や知恵、家の歴史を知る存在として、家庭にとって大切な財産であるという意味。老人を敬い、その助言や存在を軽んじてはいけないという教えを含む。由来
正確な成立年は不明。近世以前からの家制度や儒教的な敬老思想、農村共同体での経験知を重んじる価値観を背景に、口承で広まったと考えられる。少なくとも江戸時代以降の庶民生活の中で用いられてきた表現とされる。備考
敬老の価値観を表す穏やかなことわざ。「年寄り」は文脈により失礼に響く場合があるため、直接本人に言う際は「ご年配の方」などに配慮するとよい。例文
- 祖母の昔話から災害への備えを学び、年寄りは家の宝だと実感した。
- 父は祖父の意見を古いと笑ったが、後でその正しさが分かり、年寄りは家の宝だと言った。
- 家業の細かな手順は祖母しか知らず、まさに年寄りは家の宝である。
- 子どもたちに礼儀を教えてくれる曾祖父を見て、年寄りは家の宝だと思った。
- 介護は大変な面もあるが、家族の歴史を伝えてくれる祖父母は、年寄りは家の宝という言葉どおりの存在だ。
類義語
- 亀の甲より年の功
- 老馬の智
- 老人は国の宝
- 年寄りの言うことは聞くもの
対義語
- 年寄りの冷や水
- 老いては子に従え