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山に笠雲かかれば雨

読み方

やま に かさぐも かかれば あめ

意味

山の頂上付近に笠をかぶせたような雲がかかると、天気が下り坂になり雨が降りやすい、という天気の経験則。湿った空気が山を越えるときにできる雲を雨の前兆と見た言い伝えで、自然観察から天候の変化を予測する意味で使う。

由来

成立時期は不詳。農村・山村・旅人などが山の雲の形から天候を読む生活の知恵として伝えてきた天気俚諺で、江戸時代以前から同種の観天望気が行われていたと考えられる。笠雲は湿った風が山を越えて上昇・冷却される際に生じ、低気圧や前線の接近時に現れやすいことに由来する。

備考

科学的根拠のある観天望気の一つだが、地域・山の形・風向きで当たり外れがある。富士山の笠雲で特によく知られる。

例文

  • 富士山に大きな笠雲が出ている。山に笠雲かかれば雨というから、午後は傘を持って出よう。
  • 祖父は空を見上げて、山に笠雲かかれば雨だと言い、畑仕事を早めに切り上げた。
  • 天気予報では晴れだったが、山に笠雲かかれば雨というので洗濯物は外に干さなかった。
  • 登山口で笠雲を見たガイドは、山に笠雲かかれば雨だから予定を短縮しようと判断した。
  • 昔の人は、山に笠雲かかれば雨のようなことわざを頼りに、明日の作業を決めていた。

類義語

  • 山が笠をかぶれば雨
  • 富士山に笠雲がかかると雨
  • 笠雲は雨の兆し
  • 月に暈がかかれば雨
  • 日暈は雨、月暈は雨

対義語

  • 山に笠雲なければ晴れ
  • 朝焼けは雨、夕焼けは晴れ

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