居は気を移し養は体を移す
読み方
きょ は き を うつし よう は たい を うつす意味
住む場所や置かれた地位・環境は人の気持ちや考え方を変え、食事や生活の養い方は体つきや健康を変えるということ。人は生まれつきだけでなく、境遇や生活条件によって心身ともに大きく変化する、という教え。由来
中国の古典『孟子』尽心上に見える「居移気、養移体」に由来する。戦国時代の思想家・孟子の言葉とされ、成立はおよそ紀元前4〜前3世紀ごろ。日本では漢文訓読調で「居は気を移し、養は体を移す」と読まれ、ことわざとして用いられる。備考
漢文由来の硬い表現で、日常会話より文章・講話・教育的文脈で使われやすい。「居」は住まいだけでなく地位・境遇も指す。例文
- 都会に出てから彼は積極的になった。まさに居は気を移し養は体を移すだ。
- 寮生活を始めて規則正しい食事を取るようになり、表情まで明るくなった。居は気を移し養は体を移すというものだ。
- 責任ある役職に就いた途端、彼女の言葉遣いも態度も変わった。居は気を移し養は体を移すとはよく言ったものだ。
- 子どもの成長には家庭環境と食生活が大切だ。居は気を移し養は体を移すということを忘れてはいけない。
- 海外で暮らすうちに考え方も体調管理の方法も変わった。居は気を移し養は体を移すを実感している。
類義語
- 居は気を移す
- 居移気、養移体
- 環境が人を作る
- 人は境遇によって変わる
- 習慣は第二の天性なり
対義語
- 氏より育ち
- 環境に左右されない
- 人は境遇に屈せず