小鍋はじきに熱くなる
読み方
こなべ は じきに あつくなる意味
小さい鍋がすぐ熱くなるように、度量の小さい人や浅はかな人ほど、すぐに怒ったり興奮したりするというたとえ。感情の起伏が激しく、冷静さに欠ける人を戒めたり評したりするときに使う。由来
小さな鍋は水量や容量が少ないため、火にかけると短時間で熱くなるという生活上の観察に基づくたとえ。そこから、人の器量や度量の小ささと短気さを結びつけて言うようになった。成立年は不明で、江戸期の俚諺的表現に由来すると考えられるが、確かな初出は特定されていない。備考
人を直接評すると失礼になりやすい表現。軽い冗談よりも、短気さや度量の小ささを批判する響きがあるため使用場面に注意。例文
- 彼は少し注意されただけで声を荒らげた。まさに小鍋はじきに熱くなるだ。
- 会議で反対意見が出るたびに怒っていては、小鍋はじきに熱くなると言われても仕方がない。
- 新人の失敗にすぐ腹を立てる上司を見て、同僚は小鍋はじきに熱くなるものだと苦笑した。
- 小鍋はじきに熱くなるというから、感情的になる前に一呼吸置く習慣をつけたい。
- 彼女は普段は明るいが、批判されるとすぐむきになるので、小鍋はじきに熱くなるところがある。
類義語
- 浅瀬に仇波
- 小人ほど怒りやすい
- 器が小さい者ほど腹を立てる
- 小鍋はすぐ熱くなる
対義語
- 大器晩成
- 泰然自若
- 鷹揚自若