家を買わば隣を買え
読み方
いえ を かわば となり を かえ意味
家を買うときは、建物や土地の条件だけでなく、隣人や近所付き合いの良し悪しまで重視せよという意味。住まいの快適さや安心は、周囲の人間関係に大きく左右されることを説くことわざ。由来
成立年代・初出は不詳。近隣同士の助け合いやしがらみが生活に大きく影響した日本の村落・町内社会から生まれた教訓とされる。少なくとも江戸時代以降の家作・長屋・町内生活の感覚に通じることわざで、家そのものより隣人関係を重んじる発想を表す。備考
「買わば」は古風な仮定表現で「買うなら」の意。現代では不動産選びの助言として使われ、隣人を実際に買うという意味ではない。例文
- 駅近で安い物件だったが、周辺の評判が悪いと聞き、家を買わば隣を買えと思って見送った。
- 新居を決める前に何度も現地を歩いたのは、家を買わば隣を買えという母の助言があったからだ。
- 間取りは完璧でも、隣家とのトラブルが多い地域なら考え直すべきだ。まさに家を買わば隣を買えだよ。
- 家を買わば隣を買えというように、物件価格だけでなく近所の雰囲気も確認したほうがいい。
- 静かで親切な隣人に恵まれ、家を買わば隣を買えとは本当だと実感している。
類義語
- 遠くの親類より近くの他人
- 向こう三軒両隣
- 家選びは隣選び
- 家を買うなら隣を買え