宵越しの茶は飲むな
読み方
よいごし の ちゃ は のむな意味
一晩置いた茶は傷みやすく、体に悪いことがあるので飲んではいけない、という戒め。転じて、口に入れるものや日常の扱いについて、古くなったもの・衛生状態の悪いものを不用意に用いないよう注意する意味でも使われる。由来
正確な成立時期は不詳。冷蔵や衛生管理が十分でなかった時代に、急須や茶碗に残した茶が一晩で変質し、腹痛などの原因になるという生活上の経験から生まれた言い伝えとされる。江戸時代以降の庶民生活の中で広まった可能性が高いが、初出年代は特定されていない。備考
現代では保存状態によって危険度は異なるが、衛生を重んじる生活訓として使われる。江戸っ子気質を表す「宵越しの銭は持たぬ」と混同しない。例文
- 祖母は急須に残ったお茶を見ると、いつも「宵越しの茶は飲むな」と言って捨てていた。
- 昨日入れたお茶が台所に置きっぱなしだったので、宵越しの茶は飲むなと思い、新しく入れ直した。
- 夏場は特に傷みやすいから、宵越しの茶は飲むなという昔の教えを守ったほうがいい。
- もったいない気もするが、体を壊しては意味がない。宵越しの茶は飲むなだ。
- 彼は古い飲み物でも平気で飲もうとするので、母が宵越しの茶は飲むなと注意した。
類義語
- 宵越しの茶は飲むべからず
- 宵越しの茶は飲まぬもの
- 古い茶は飲むな