客と白鷺は立ったが見事
読み方
きゃく と しらさぎ は たった が みごと意味
訪問客は、楽しい場でも長居しすぎず、ほどよいところで辞去するのが礼儀であり、見苦しくないという意味。白鷺が立ち上がる、または飛び立つ姿の美しさに、客が席を立つ潔さ・引き際のよさを重ねたことわざ。由来
正確な成立年は不明。江戸期以降の生活感覚から生まれた俗諺とされ、白鷺がすっと立つ姿や飛び立つ姿を「見事」と見る感覚を、客が長居せず席を立つ作法にたとえたもの。近世から近代のことわざ・俚諺の収集資料に見られる表現で、現代ではやや古風。備考
現代の日常会話ではやや古風で、意味を知らない人もいる。訪問・接待の場で、長居を戒める上品な言い方として使われる。例文
- そろそろ夜も遅いし、客と白鷺は立ったが見事というから、この辺で失礼します。
- 話は尽きなかったが、客と白鷺は立ったが見事と思い、二次会には行かず帰った。
- 招いてくれた家族に迷惑をかけないよう、客と白鷺は立ったが見事で、食事の後すぐお礼を言って辞去した。
- 彼はいつも長居をしない。まさに客と白鷺は立ったが見事を心得ている人だ。
- 楽しい集まりほど帰り時が難しいが、客と白鷺は立ったが見事で、名残惜しいくらいがちょうどよい。
類義語
- 客は立ったが見事
- 長居は無用
- 長居は恐れ
- 親しき仲にも礼儀あり
- 立つ鳥跡を濁さず