学ぶ者は牛毛の如く成る者は麟角の如し
読み方
まなぶ もの は ぎゅうもう の ごとく なる もの は りんかく の ごとし意味
学問を志して学ぶ人は牛の毛のように非常に多いが、実際に学問を成就し、立派な成果を上げる人は麒麟の角のようにごく少ないという意味。努力を始める人は多くても、最後まで究める人はまれであることをいう。由来
中国の古典に由来する故事成語で、原形は「学者如牛毛、成者如麟角」とされる。南北朝時代の北朝・北斉(6世紀ごろ)の学問観を伝える語として知られ、『北史』などに見える表現に基づく。牛の毛は数えきれないほど多く、麟(麒麟)の角は極めて珍しいことから、学ぶ者と成就する者の数の差をたとえた。備考
古風で硬い表現。日常会話より、教育・研究・修業・ビジネス成功論などで格言的に用いられる。「麟角」は珍しいもののたとえ。例文
- 資格試験の勉強を始める人は多いが、最後まで合格にたどり着く人は少ない。まさに学ぶ者は牛毛の如く成る者は麟角の如しだ。
- 研究者を目指す学生は毎年大勢いるが、独自の業績を残せる人は限られている。学ぶ者は牛毛の如く成る者は麟角の如しという言葉を思い出す。
- 語学学習も、始めるだけなら簡単だが、自由に使いこなせるまで続ける人は少ない。学ぶ者は牛毛の如く成る者は麟角の如しである。
- 師匠は弟子たちに、学ぶ者は牛毛の如く成る者は麟角の如しだから、日々の稽古をおろそかにするなと諭した。
- 起業セミナーには多くの参加者が集まるが、実際に事業を成功させる人はわずかだ。学ぶ者は牛毛の如く成る者は麟角の如しと言える。
類義語
- 学者は牛毛の如く成者は麟角の如し
- 多士済々なれど成る者少なし
- 志ある者は多く成る者は少なし
対義語
- 大器晩成
- 積土成山