学びて後に足らざるを知る
読み方
まなびて のちに たらざるを しる意味
実際に学問や技能を学んでみて、初めて自分の知識や能力がまだ十分でないことに気づく、という意味。学ぶほどに自分の未熟さを知り、さらに努力する必要を悟るという戒め。由来
中国古典『礼記』学記篇の「学然後知不足、教然後知困」に由来する。成立は戦国時代末期から前漢初期ごろ、紀元前3〜前2世紀頃とされる。漢文訓読から日本でもことわざとして用いられるようになった。備考
漢文訓読調のやや硬い表現。日常会話より、学問・修養・教育について述べる文章や挨拶で使われやすい。例文
- 大学で専門書を読み始めて、まさに学びて後に足らざるを知る思いがした。
- 海外で働いてみると、自分の語学力の不足がよく分かり、学びて後に足らざるを知るとはこのことだと思った。
- 茶道を習い始めた彼女は、作法の奥深さに触れ、学びて後に足らざるを知ると感じている。
- 資格試験の勉強を進めるほど知らない分野が見えてきて、学びて後に足らざるを知る日々だ。
- 新人に教える立場になって初めて基礎の理解不足に気づき、学びて後に足らざるを知ることになった。
類義語
- 学びて然る後に足らざるを知る
- 学べば学ぶほど己の無知を知る
- 知れば知るほど知らざるを知る
- 無知の知
- 聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
対義語
- 井の中の蛙大海を知らず
- 自惚れは木から落ちる
- 知らぬが仏