子供川端火の用心
読み方
こども かわばた ひ の ようじん意味
幼い子を川端に近づけるな、また火の元には十分注意せよという戒め。水難や火事のような取り返しのつかない事故は、身近な油断から起こるため、保護者や家の者は常に目を離さず用心せよという意味。由来
正確な成立年・初出文献は未詳。川や用水路、囲炉裏・かまど・行灯などが日常生活のすぐそばにあった近世、特に江戸時代以降の暮らしの中で、水難と火災への警戒を促す民間の戒めとして広まったと考えられる。「火の用心」は江戸の町火消しや夜回りの呼び声とも結びつく語である。備考
「川端」は川のほとりのこと。古い生活環境を背景にした言い方で、現代では幼児の水辺・火気事故への注意喚起として使われる。例文
- 祖母は孫が用水路のそばで遊ぶたびに、「子供川端火の用心だよ」と声をかけた。
- キャンプでは焚き火の周りに幼児を近づけないよう、子供川端火の用心のつもりで大人が見守った。
- 家の前に川があるので、子供川端火の用心と言って、門には必ず鍵をかけている。
- 台所で手伝いたがる娘には、包丁より先に子供川端火の用心の大切さを教えた。
- 昔の家では水路も火鉢も身近だったから、子供川端火の用心という言葉が切実だった。
類義語
- 油断大敵
- 用心に怪我なし
- 転ばぬ先の杖
- 火の用心
- 備えあれば憂いなし