子供は教え殺せ馬は飼い殺せ
読み方
こども は おしえころせ うま は かいころせ意味
子供には惜しまず十分に教育を施し、馬には惜しまず十分な餌や世話を与えよ、という意味。「殺せ」は実際に殺す意ではなく、「それほど徹底して」という誇張表現。人や家畜を育てるには、必要なものを出し惜しみしてはならないという教え。由来
農耕社会で馬が重要な労働力だった時代の生活経験から生まれたことわざとされる。子には教育、馬には飼料が将来の力になるという考えを対にした表現。口承由来で、正確な初出年は不詳だが、近世、特に江戸時代ごろには広まっていたと考えられる。備考
「殺せ」は強い語感があるため、現代の日常会話では使う相手や場面に注意。子育て・教育論のほか、人材育成や投資の比喩にも用いられる。例文
- 息子の進学費用は大変だが、子供は教え殺せ馬は飼い殺せと言うから、できる限り応援したい。
- 新人研修に時間をかけすぎだと言われたが、子供は教え殺せ馬は飼い殺せで、最初の教育が後の成果を左右する。
- 祖父はいつも、子供は教え殺せ馬は飼い殺せと言って、孫たちに本を買い与えていた。
- 設備投資を惜しむと結局効率が落ちる。子供は教え殺せ馬は飼い殺せというように、育てる対象には十分な資源が必要だ。
- 彼女は部下に丁寧に仕事を教える。子供は教え殺せ馬は飼い殺せを地で行くような指導ぶりだ。
類義語
- 子は教え殺せ馬は飼い殺せ
- 子供は教え殺せ馬は食わせ殺せ
- 馬は食わせ殺せ子は教え殺せ
対義語
- 可愛い子には旅をさせよ
- 獅子の子落とし