嫁の三日誉め
読み方
よめ の みっかぼめ意味
嫁入りした女性は、婚家に来て初めの三日ほどは珍しさや遠慮から何をしてもほめられるが、すぐに欠点を見つけられたり、当たり前の存在として厳しく扱われたりする、という意味。転じて、新しく来た人や物への評価・歓迎は長続きしにくいことにもいう。由来
成立年代は不詳。旧来の嫁入り婚や家制度のもとで、嫁が夫の家に入り、姑や家族に評価される立場に置かれた生活感覚から生まれたことわざと考えられる。「三日」は「ごく短い期間」の象徴。江戸期から明治期にかけての民間の婚家観を背景に広まったとみられるが、確実な初出年は不明。備考
現代では嫁・姑関係や女性の婚家従属を前提にした古い価値観を含むため、使う相手や場面に注意。比喩として新参者への一時的評価にも用いる。例文
- 入社初日は皆に歓迎されたが、仕事の遅れを指摘され始め、まさに嫁の三日誉めだと思った。
- 新しい店長も最初は評判がよかったが、一週間で不満が出るとは、嫁の三日誉めとはよく言ったものだ。
- 祖母は、結婚したばかりの姉に『嫁の三日誉めというから、最初の評判に浮かれすぎないでね』と助言した。
- 新システムを導入した時は大絶賛だったのに、すぐ使いにくいと言われ始め、嫁の三日誉めになってしまった。
- 新人の彼は褒められてばかりで安心していたが、先輩から『嫁の三日誉めで終わらないよう実力をつけよう』と言われた。
類義語
- 嫁の三日褒め
- 嫁の三日ぼめ
- 婿の三日誉め
- 新しい箒はよく掃ける