外は桜内は茨
読み方
そと は さくら うち は いばら意味
外から見ると桜のように美しく華やかに見えるが、内側は茨のように痛みや苦労、争いを抱えているという意味。外見や評判はよくても、実情は厳しい場合に使う。家庭・組織・人間関係などの「外面と内実の落差」を表す。由来
桜を「美しさ・華やかさ」、茨を「とげ・苦痛・困難」の象徴として対比した日本の俚諺。成立時期や初出年は未詳で、正確な由来は分かっていない。近世以降に、外見と内情の違いを戒める言い回しとして広まったと考えられる。備考
やや古風で文語的な響きがあり、日常会話より文章・評論で使われやすい。人を直接評すると辛辣に聞こえるため注意。例文
- あの家は豪邸で幸せそうに見えるが、実際は親族間の争いが絶えず、外は桜内は茨だ。
- 新しい会社案内は華やかだが、現場は人手不足で疲弊しており、まさに外は桜内は茨である。
- 人気店としてテレビに出ているが、経営は赤字続きらしく、外は桜内は茨という状態らしい。
- 彼女の結婚生活は周囲には理想的に見えるが、本人は悩みが多く、外は桜内は茨だとこぼしていた。
- ブランドの評判は高いものの、内部では不祥事への対応に追われ、外は桜内は茨の様相を呈している。
類義語
- 見かけ倒し
- 看板倒れ
- 羊頭狗肉
- 外面如菩薩内心如夜叉
対義語
- 襤褸を着ても心は錦
- 人は見かけによらぬもの