夏は日向を行け冬は日陰を行け
読み方
なつ は ひなた を ゆけ ふゆ は ひかげ を ゆけ意味
暑い夏にはあえて日向を、寒い冬にはあえて日陰を進めということから、楽な道ばかり選ばず、平素から苦労や困難を経験して心身を鍛えよという教え。つらいことを避けてばかりでは成長できない、という意味で使われる。由来
由来・初出年は不明。暑い時に涼しい日陰を選び、寒い時に暖かい日向を選ぶという自然な行動の逆を勧める表現で、あえて厳しい環境に身を置いて鍛錬せよという生活上・修養上の教訓として伝わったことわざ。成立時期は特定できないが、近世以降の庶民的な教訓表現として広まったと考えられる。備考
文字どおりの健康法ではなく、苦労を通じた鍛錬を説く教訓。相手に無理を強いる言い方にもなり得るため、体調や状況への配慮が必要。例文
- 部活の合宿で監督は「夏は日向を行け冬は日陰を行けと言うだろう。今の苦しさが力になる」と選手を励ました。
- 楽な仕事ばかり選んでいては成長しないよ。夏は日向を行け冬は日陰を行けの精神で、難しい案件にも挑戦してみよう。
- 祖父は私に、若いうちは夏は日向を行け冬は日陰を行けだと言って、あえて厳しい道を選ぶ大切さを教えてくれた。
- 資格試験の勉強は大変だが、夏は日向を行け冬は日陰を行けと思って、毎日こつこつ続けている。
- 新人研修で厳しい現場に配属されたとき、上司は夏は日向を行け冬は日陰を行けという言葉を引いて、苦労の意味を説明した。
類義語
- 若い時の苦労は買ってでもせよ
- 苦労は買ってでもせよ
- 艱難汝を玉にす
- 可愛い子には旅をさせよ
- 獅子の子落とし
対義語
- 君子危うきに近寄らず
- 触らぬ神に祟りなし
- 無理は禁物
- 長い物には巻かれろ