土仏の水遊び
読み方
つちぼとけ の みずあそび意味
土で作った仏像が水遊びをすれば溶けて崩れてしまうことから、自分の弱点や身を滅ぼす原因になるものに、みずから近づいて破滅を招くこと。危険が明らかなのに軽率な行動をとるたとえ。由来
土でできた仏像(土仏)は水に弱く、水に触れると崩れてしまうという性質に基づくたとえ。成立時期は未詳だが、江戸期の俚諺・俗語的表現として広まり、近世以降のことわざ辞典類に見られる。備考
やや古風で文学的な表現。日常会話では「自滅する」「墓穴を掘る」のほうが通じやすい場合がある。例文
- 酒で失敗を重ねているのに飲み会をはしごするとは、まさに土仏の水遊びだ。
- 借金癖のある人が高額なローンを組むのは、土仏の水遊びと言わざるを得ない。
- 情報漏えいで注意を受けた直後に不審なメールを開くなんて、土仏の水遊びだよ。
- 甘いものを医者に止められているのにケーキ食べ放題へ行くのは、土仏の水遊びのようなものだ。
- 彼は誘惑に弱いと分かっているのに賭博場に近づいた。土仏の水遊びにならなければよいが。
類義語
- 飛んで火に入る夏の虫
- 自ら墓穴を掘る
- 自滅する
- 身を滅ぼす
- 自縄自縛
対義語
- 君子危うきに近寄らず
- 石橋を叩いて渡る
- 転ばぬ先の杖