喧嘩過ぎての棒ちぎり
読み方
けんか すぎて の ぼうちぎり意味
けんかが終わってから棒や棒ちぎりを持ち出しても役に立たないように、必要な時機を逃してから準備や対策をしても無意味である、というたとえ。手遅れになってから慌てても効果がないことをいう。由来
正確な成立年は不明。少なくとも江戸時代(17〜19世紀)には、いろはかるたなどを通じて知られた俗諺とされる。けんかの最中なら役立つ棒や「乳切木・千切木(ちぎりき)」と呼ばれる打撃用の木具を、けんかが済んでから持って来ても無用であることに由来する。備考
古風で日常会話ではやや硬い表現。表記は「棒乳切木」「棒千切木」などもある。現在は「後の祭り」「手遅れ」と言い換えることが多い。例文
- 締め切りを過ぎてから資料を集めても、喧嘩過ぎての棒ちぎりだ。
- 事故が起きてから安全講習を始めるのでは、喧嘩過ぎての棒ちぎりになりかねない。
- 商談が流れた後で見積書を作り直しても、喧嘩過ぎての棒ちぎりだよ。
- 試験が終わってから参考書を買うなんて、まさに喧嘩過ぎての棒ちぎりだ。
- クレームが拡散した後で対応策を考えても、喧嘩過ぎての棒ちぎりで、もっと早く動くべきだった。
類義語
- 後の祭り
- 泥棒を捕らえて縄を綯う
- 六日の菖蒲十日の菊
- 時すでに遅し
- 後悔先に立たず
対義語
- 転ばぬ先の杖
- 備えあれば憂いなし
- 先んずれば人を制す
- 用意周到