合わせ物は離れ物
読み方
あわせもの は はなれもの意味
人為的に一つに合わせたものは、いつか離れたり壊れたりしやすいということ。特に、夫婦・恋人・仲間など、人と人との結びつきは絶対ではなく、いったん結ばれても別れることがある、という意味で用いられる。由来
「合わせ物」は別々のものを合わせて一つにしたもの、「離れ物」は離れる性質のものをいう。人為的な結合は自然の一体物ではないため分かれやすい、という生活上の観察から生まれたことわざ。成立時期は不詳だが、江戸期以降のことわざ・俗諺として伝わる。備考
夫婦・恋愛・共同事業など人間関係に使うことが多い。結婚祝いなどの慶事で言うと縁起が悪く失礼になりやすい。例文
- あれほど仲のよかった二人が離婚したと聞き、合わせ物は離れ物だとしみじみ思った。
- 共同経営はうまくいっている時ほど油断してはいけない。合わせ物は離れ物というから、信頼関係を保つ努力が必要だ。
- 結成当初は最強のチームと言われたが、方向性の違いで解散した。まさに合わせ物は離れ物である。
- 恋人同士になったからといって永遠が保証されるわけではない。合わせ物は離れ物という言葉もある。
- 合わせ物は離れ物とはいえ、別れを前提にするのではなく、互いに歩み寄る姿勢が大切だ。
類義語
- 会者定離
- 逢うは別れの始め
- 合うは別れの始め
- 夫婦は合わせ物離れ物
対義語
- 偕老同穴
- 比翼連理
- 鴛鴦の契り
- 金石の交わり