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古傷は痛みやすい

読み方

ふるきず は いたみやすい

意味

昔のけがは治ったように見えても痛み出しやすいことから、過去の失敗・罪・つらい経験・心の傷は、年月がたっても何かのきっかけで再び思い出され、苦しみや非難のもとになりやすいというたとえ。

由来

古い傷跡が寒さ・湿気・疲労などで再び痛むという身体経験を、人の過去の過失や心の痛みに移した表現。正確な成立年・初出は不詳だが、近世以降の口承のことわざとして広まり、少なくとも江戸時代ごろには類似の発想が一般に共有されていたと考えられる。

備考

過去の失敗や心の傷を蒸し返す場面で使う。本人に直接言うと冷淡・詮索好きに響くことがあるため、配慮が必要。

例文

  • 十年前の失敗を会議で持ち出され、彼は「古傷は痛みやすいものだ」と顔を曇らせた。
  • 元恋人の話題になると急に黙る彼女を見て、古傷は痛みやすいのだと周囲は察した。
  • 不祥事は解決したはずだったが、再報道で批判が再燃し、古傷は痛みやすいと痛感した。
  • 仲直りしたつもりでも、あの一言でまた言い争いになった。古傷は痛みやすいね。
  • 被災の記憶に触れる企画だから、古傷は痛みやすいことを忘れず、表現には十分配慮しよう。

類義語

  • 古傷が痛む
  • 古傷がうずく
  • 昔の傷がうずく
  • 古傷をえぐる
  • 過去の痛手は忘れにくい

対義語

  • 喉元過ぎれば熱さを忘れる
  • 時が傷を癒やす
  • 雨降って地固まる

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