口自慢の仕事下手
読み方
くちじまん の しごとべた意味
口先では自分の能力を自慢したり、立派なことを言ったりする人に限って、実際の仕事や実行力は伴わず、下手なことが多いという意味。言葉よりも行動や成果が大切だという戒めとして使われる。由来
正確な成立時期や初出は不明。近世以降の庶民生活の中で、口達者な者が実務では役に立たないことを皮肉った経験則として広まったと考えられる。「口自慢」は弁舌や自己宣伝を誇ること、「仕事下手」は実際の作業が不得意なことを表す。備考
人を直接評するとかなり辛辣に響くため、本人に向けて使うと失礼になりやすい。批判・戒めの文脈で用いられることが多い。例文
- 彼は会議では自信満々に語るが、任せてみると締め切りを守れない。まさに口自慢の仕事下手だ。
- 新しいアルバイトは「何でもできます」と言っていたのに、基本作業で何度も失敗し、口自慢の仕事下手だと先輩に注意された。
- 企画の説明だけは立派だったが、実行計画がまったく進んでいないので、口自慢の仕事下手と言われても仕方がない。
- 口自慢の仕事下手にならないよう、できると言う前にまず小さな成果を出すことを心がけている。
- 父は「大きなことを言うより、黙ってやり遂げろ。口自慢の仕事下手ほど信用されない」と私に言った。
類義語
- 口では大阪の城も建つ
- 口先ばかり
- 口上手の手八丁
- 大言壮語
- 言うは易く行うは難し
対義語
- 不言実行
- 能ある鷹は爪を隠す
- 言わぬが花