千軍は得やすく一将は求め難し
読み方
せんぐん は えやすく いっしょう は もとめがたし意味
多くの兵士や人数を集めることは比較的たやすいが、全体を率いて勝利や成果に導ける優れた指揮官・リーダーを見つけるのは非常に難しい、という意味。組織では単なる人員数よりも、統率力や判断力を持つ人材が貴重だという教え。由来
中国の成句「千軍易得、一将難求」に由来する。元代(13〜14世紀)の雑劇などに見える表現とされるが、正確な初出年は不詳。日本では漢籍由来のことわざとして、軍事・組織運営・人材登用の文脈で用いられるようになった。備考
やや硬い漢文調の表現。軍事だけでなく、企業・スポーツ・行政などでリーダー人材の希少性を強調する際に使う。「得易く」とも書く。例文
- 新入社員は大勢採用できたが、彼らを育ててまとめる管理職が足りない。まさに千軍は得やすく一将は求め難しだ。
- 強いチームを作るには選手の数だけでなく、優れた監督が必要だ。千軍は得やすく一将は求め難しという言葉を実感する。
- プロジェクトのメンバーはそろったものの、全体を判断できる責任者がいないので、千軍は得やすく一将は求め難しと嘆くしかない。
- 社長は後継者選びに何年も悩み、千軍は得やすく一将は求め難しとは本当だと語った。
- 災害対応では多くの人手も大切だが、現場を冷静に指揮する司令塔が不可欠で、千軍は得やすく一将は求め難しである。
類義語
- 千軍易得、一将難求
- 良将は得難し
- 名将は得難し
- 大将は得難し