創業は易く守成は難し
読み方
そうぎょう は やすく しゅせい は かたし意味
新しく事業・組織・国家などを始めることよりも、いったん築いたものを安定して維持し、発展させ続けることのほうが難しいという意味。成功した後こそ油断せず、管理・継承・改善に努めるべきだという戒め。由来
中国・唐代の政治書『貞観政要』に由来するとされる。唐の太宗(在位626〜649)が臣下に「創業と守成はいずれが難しいか」と問うた故事をもとに、日本で「創業は易く守成は難し」と定型化した。『貞観政要』は8世紀初め頃の成立で、現行の日本語形の成立年は不詳。備考
「守成」は築いた成果や体制を守り保つこと。企業経営・政治・家業の継承などで用いられる硬めの表現で、成功後の油断を戒める文脈が多い。例文
- 会社を立ち上げることはできたが、黒字を出し続けるのは大変だ。まさに創業は易く守成は難しだ。
- 新政権は選挙に勝った後が本番である。創業は易く守成は難しという言葉を忘れてはならない。
- 祖父の店を継いでみて、創業は易く守成は難しの意味が身にしみて分かった。
- アプリを公開するだけならできるが、利用者を飽きさせず運営するのは難しい。創業は易く守成は難しである。
- 急成長した企業ほど、組織づくりや人材育成を怠ると危うい。創業は易く守成は難しというわけだ。
類義語
- 始めるは易く続けるは難し
- 守成は創業より難し
- 創業守成
- 勝って兜の緒を締めよ