出物腫れ物所嫌わず
読み方
でもの はれもの ところ きらわず意味
屁・便意・尿意などの生理現象や、できもの・腫れ物のような体の異変は、本人の都合や場所に関係なく起こるものだという意味。転じて、避けようとしても避けられないこと、思いどおりに抑えられないことをやや俗っぽく言う。由来
正確な成立時期は不明。江戸時代にはすでに通用していたとされる俗諺で、「出物」は体外に出る屁・便など、「腫れ物」はできものを指し、いずれも場所を選ばず起こることから生まれた表現。江戸後期のことわざ集などにも類似表現が見られる。備考
屁や排泄を連想させるため、上品な場では避けたほうがよい表現。親しい間柄や軽い冗談として使われることが多い。例文
- 大事な面接の直前に急にトイレへ行きたくなった。出物腫れ物所嫌わずとはよく言ったものだ。
- 会議中にお腹が大きく鳴って恥ずかしかったが、出物腫れ物所嫌わずで仕方がない。
- 旅行中、山道で子どもが急に「トイレ」と言い出した。出物腫れ物所嫌わずだから、早めに休憩場所を探そう。
- 結婚式の最中にくしゃみが止まらなくなった。出物腫れ物所嫌わずで、我慢にも限界がある。
- 発表の直前に吹き出物が目立ってきたが、出物腫れ物所嫌わずで、できてしまったものは仕方ない。
類義語
- 出物腫れ物時知らず
- 生理現象は時を選ばない
- 催すものは時を選ばない
対義語
- 時と場所をわきまえる
- 場所柄を考える
- 所を選ぶ