出来物と引き出物は出ぬうちは分からぬ
読み方
できもの と ひきでもの は でぬ うち は わからぬ意味
物事の結果や中身は、実際に現れたり終わったりするまでは分からないということ。予想や評判だけで良し悪しを決めつけず、最後まで見届ける必要がある、という戒めを含む。由来
成立年・初出は不詳。腫れ物・吹き出物を指す「出来物」と、宴席や祝い事で客に贈る「引き出物」を並べ、どちらも「出る」までは正体や程度が分からないという江戸期以降の庶民的な言葉遊びから広まった表現と考えられる。備考
やや古風で、現代では「蓋を開けてみないと分からない」の方が一般的。「出来物」は腫れ物の意で、「出る」を重ねた洒落を含む。例文
- 優勝候補と言われていても、試合は出来物と引き出物は出ぬうちは分からぬだから、油断してはいけない。
- 面接の手応えは悪くなかったが、出来物と引き出物は出ぬうちは分からぬ、結果通知を待とう。
- 新商品の評判は上々だが、実際の売上は出来物と引き出物は出ぬうちは分からぬというものだ。
- 選挙は出口調査だけでは決めつけられない。出来物と引き出物は出ぬうちは分からぬ。
- 検査結果が出る前から心配しすぎても仕方ないよ。出来物と引き出物は出ぬうちは分からぬと言うでしょう。
類義語
- 下駄を履くまで分からない
- 蓋を開けてみなければ分からない
- 勝負は時の運
対義語
- 火を見るより明らか
- 一を聞いて十を知る